米Microsoftは先週,次期クライアントOS「Windows Vista」と次期オフィス・スイート「Office 12」(開発コード名)のそれぞれに対して,Premium Editionを準備していることを明らかにした。

 その目的は明らかに,付加価値を得るために費用を支払うことをいとわない人々から利益を得ることである。これは同社が以前表明した,「わずかな出費でより大きな価値を提供する」というポリシーを少し曲げたものである。

 市場を独占していれば,自分がやりたいことをどんどんやれるだろうとは思う。もし,だれかが聞いてくれているなら私のアドバイスは,複数のエディションを作るのは止めて,ユーザーが機能の有効/無効を選択できるような,クライアントOSのバージョンを1つだけ出すことだ。私はこの架空の製品を「Windows Choice」と呼んでいる。

(Paul Thurrott)