マイクロソフトは7月14日,同社製OS/アプリケーションの修正プログラム(パッチ)を配布/適用するサービス「Microsoft Update」を正式に発表した。Microsoft Updateは従来のWindows Updateに,OfficeやSQL Server,Exchange Serverなどのパッチ配布機能を加えたサービス(関連記事)。同社は,将来Microsoft Updateの利用を正規ユーザーに限定する「Windows Genuine Advantage プログラム」の対象とすることを予告している(関連記事)。

 Microsoft Updateは,企業内でパッチを配布するサーバー・アプリケーション「Windows Server Update Services(WSUS)」で利用するため,6月7日から利用可能な状況だった(既報)。しかし,クライアント・マシンからの直接アクセスに関する可否は,特に告知していなかった。7月に入ってからは,従来のWindows UpdateのサイトにMicrosoft Updateへのリンクが表示されるようになり,一般ユーザーでも利用できる状態になっていた(既報)。

(茂木 龍太=日経Windowsプロ