マイクロソフトはこのほど,Windows UpdateからMicrosoft Updateへの移行を本格的に開始した。Microsoft Updateでは,Windows OSだけでなくOffice製品やSQL Serverなどの修正モジュールが適用できる。

 Microsoft Updateの運用は6月に始まっていたが,これまでは明示的にMicrosoft UpdateのサイトにアクセスしたユーザーだけがMicrosoft Updateに移行できた(既報)。7月に入ってからは,従来のWindows UpdateのサイトにMicrosoft Updateへのリンクが表示されるようになり,だれでもMicrosoft Updateに移行できるようになった。Windows Updateのサイトにアクセスすると,Microsoft Updateへのアップグレードを案内されるようになっている。正式なアナウンスはまだないが,Microsoft Updateへの移行が本格的に始まったと判断してよいだろう。

(中田 敦=日経Windowsプロ

【訂正とお詫び】

当初の記事中にありました「自動的にMicrosoft Updateのサイトにリダイレクトされたり」「また,[自動更新]機能を有効にしている場合には,自動的にMicrosoft Updateのモジュールがインストールされるようだ」という記述は,誤りでした。お詫びして訂正致します。