次期Windows「Longhorn」(開発コード名)がRSS(Really Simple Syndication)機能をサポートすることに関して(既報),新しいセキュリティ上の問題が出てきたため,米Microsoftはこれに向けて動き出した。

 2005年9月にロサンゼルスで開催される開発者向け会議「PDC(Professional Developers Conference)」で,MicrosoftはLonghornのRSSのセキュリティについて多数のセッションを設ける予定である。Windowsは非常に広く使われているので,セキュリティの専門家は,ハッカーがRSSフィードの中にWindowsをベースにする攻撃を組み込もうとするのではないかと予想している。現在はまだニッチな技術であるRSSだが,それがWindowsの一部になると状況が大きく変わる。これは恐ろしいことだ。しかし,Microsoftが検討すべきことの1つなのだ。

(Paul Thurrott)