マイクロソフトは5月30日,「Windows Small Business Server 2003(SBS 2003) Services Pack 1(SP1)」の日本語版を提供開始した(関連記事)。同社のWebサイトから無償でダウンロードできるほか,マイクロソフトからCD-ROMを購入できる。なお,SBS 2003には,Standard EditionとPremium Editionの2種類があり,SBS 2003 SP1のCD-ROMも各エディションごとに2種類用意されている。CD-ROMの価格は,Standard Edition用が1050円,Premium Edition用が1260円である。

 Standard Editionには,OSのWindows Server 2003のほか,Exchange Server 2003やWindows SharePoint Servicesが含まれる。Premium Editionにはこれらに加えて,SQL Server 2000,Internet Security and Acceleration(ISA) Server 2000が含まれる。

 SBS 2003 SP1は,SBS 2003の拡張機能をアップデートするものである。SBS 2003 SP1を適用する前に,あらかじめWindows Server 2003 SP1と,SBS 2003に同こんされる上記のサーバー・アプリケーションのサービス・パックを,それぞれダウンロードし,適用しておく必要がある。SBS 2003 SP1のCD-ROMには,これらのOS/サーバー・アプリケーションのサービス・パックも含まれている。

 Premium Edition向けSP1のCD-ROMには,ISA Serverの最新バージョンであるISA Server 2004が含まれている。Premium EditionのユーザーはISA Server 2004に無償でアップグレードできる。

(中田 敦=日経Windowsプロ


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