次期「Windows XP Media Center Edition」が「Emerald」という開発コード名で,2005年後半に出荷される見込みだ。私が聞いた話では,このEmeraldは2005年8月に出荷が設定されており,以前のバージョンのような数枚のCDではなくて,DVDで配布されるという。Emeraldでは新たに19のロケールをサポートし,より多くの国で利用できるようになる。さらに,米IntelのデュアルコアCPUもサポートする。正式名称は,多分「Windows XP Media Center Edition 2006」になるだろう。

 Emeraldに続いて「Diamond」という開発コード名のMedia Centerも出荷される予定である。Diamondの大きな特徴は,ネイティブ対応のx64バージョンを含むことである。さらにMedia CenterのLonghorn版では,Longhornプロジェクト全体がサポートする全ロケール,つまり150もの言語に対応する。

(Paul Thurrott)


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