日本ヒューレット・パッカード(HP)は4月6日,新規開発したRAIDメモリー機能を備える4CPUのPCサーバーを発表した。製品は,タワー型サーバー「HP ProLiant ML570 Generation 3」と高さ4U(1Uは約44mm)のラックマウント型サーバー「HP ProLiant DL580 Generation 3」(写真)の2モデル。CPUには,EM64T対応のXeon MP(動作周波数は2.83G~3.66GHz)を採用する(既報)。価格はML570 G3が78万7500円から,DL580 G3が102万9000円から。出荷開始はML570 G3が5月上旬,DL580 G3が4月下旬。

 RAIDメモリー機能は,ストレージのRAID 5と同様の仕組みで,4枚単位で増設するメモリー・ボードに実データとパリティ・チェック用のデータを分散して配置させ,可用性を高める技術。ホット・プラグに対応しており,システムを稼働させたまま障害を起こしたメモリーの交換ができる。

(茂木 龍太=日経Windowsプロ

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