米Microsoftは先週,2006年半ば出荷予定の次期Windows「Longhorn」(開発コード名)に追加する予定のネットワーク機能を説明するために,公開チャット・セッションを開催した。

 この中でMicrosoftの代表者は,Longhornに搭載する次のような機能について発言した。(1)無線LANのセキュリティ規格IEEE 802.11iのサポート,(2)IPv4とIPv6の双方をサポートする新しいネットワーク・スタック,(3)より簡単なピア・ツー・ピアのファイル共有,(4)より優れたオーディオとビデオ・ストリーミングのサポート,(5)統合されたリアルタイム・コミュニケーション機能――など。

 今回の内容はいずれも,既に知っている情報であり,詳しい解説でもなかった。しかし,同社は現在,2005年4月後半に予定されている最初のLonghornのプレ・ベータの公開に向けて準備中である。これから数カ月はLonghornの情報公開が嵐のように続くだろう。

(Paul Thurrott)


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