米Dellが2004年第4四半期に再びナンバーワンのPCメーカーになった。米IDCの調査によるもの。Dellは世界全体でPC市場の15.9%を獲得したのに対し,HPは15%だった。長年同社は米Hewlett-Packard(HP)の後塵を拝してきたが,HPをからくも破って返り咲いた。

 Dellの出荷台数は前年比では21.1%成長して880万台に達した。PC販売数の平均成長率が四半期当たり約12.3%であることを考えると,この数字はたいしたものだ。この一年でDellは3100万台のPCを販売し,2003年から23.1%の伸びを見せた。HPは2760万台を出荷し,12%の伸びだった。そのほかIBM,富士通,Acerで5強を占めた。

(Paul Thurrott)


【IT Pro-Windows Reviewメール】を好評配信中。申し込みはこちら