アドビシステムズは1月11日,PDFファイルの閲覧ソフト「Adobe Reader 7.0」を同社のWebサイトで公開した。既に米国本社の英語サイトでは2004年12月に公開され,日本語版のダウンロードも可能であった(既報)。今回の公開で,日本語のWebサイトから入手できるようになった(該当サイト)。

 Adobe Reader 7.0は,OSの起動時に関連ソフトを常駐させることで,起動を高速化している。同社では,旧版と比較して最大約80%の起動時間の短縮を達成したという。ファイル容量はオプション機能の選択で変わるが最大で28.2Mバイト。無償でダウンロードできる。対応OSは,Windows 2000/XP。Windows NT 4.0/98/Meでは,引き続き旧版となる「Adobe Reader 6.0」を使用することになる。なお,Mac OS X向けのAdobe Reader 7.0も同時に公開された。

(茂木 龍太=日経Windowsプロ

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