ネットワールドは12月10日,既存のサーバー環境を仮想サーバー環境へ移行するツール「PowerP2V」の販売を開始する。開発元はカナダのプレートスピン

 PowerP2Vをインストールすると,LAN上にある既存サーバーと,移行先の仮想サーバーの情報を自動的に収集する。移行作業はドラッグ&ドロップででき,移行に伴う高度な知識は不要だとしている。移行時には,OS,アプリケーション,設定,データを完全にコピーするため「リスクもない」という。

 PowerP2Vの価格は40万円(税抜き)から。同時に複数台のサーバーを移行させたり,ネットワールドが扱うVMwareとマイクロソフトの仮想サーバー間で移行させることも可能。仮想サーバー・ソフトは,VMwareの「ESX Server / GSX Server」または,マイクロソフトの「Virtual Server 2005」が利用できる。

(坂口 裕一=日経Windowsプロ

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