米MicrosoftはLonghornと同時にリリースされる次期版Internet Explorer(IE)において,MozillaのFirefoxなどが備えるタブ付きブラウジング機能を搭載する予定だ。これは同社IEチームが今週行っている定期会見で,Gary Schareプロダクト・マネージャが明らかにしたもの。

 Gray氏は将来のIEに関するいくつかのコメントをした。以前に彼は「MicrosoftがXP SP2にあるIE6でリリースしたセキュリティ機能は,ほかのWindows版ではサポートされることはない」と述べた。しかし正確には,Microsoftはサポート対象の全Windowsに搭載されたIE6に対して,セキュリティ・パッチと修正パッチは今後も出し続ける。そして,Longhornの一部として出荷される次期IEに関して,時期がそれより早くなることはなく,ユーザーが求めている機能をたくさん搭載する予定で,これにはタブ付きブラウジングも内蔵するという。

(Paul Thurrott)


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