先週,大幅に強化され公開された「MSN Search」のベータ版に対抗して,検索サイト大手のGoogleは,自社の検索エンジンに改良を施したことを発表した。それはGoogleが現在索引付けしているWebページの数に関するものだ。

 同社によると,検索エンジンには81億ページもの索引付けをしたという。2004年2月にGoogleが索引付けしていたページ数のほぼ2倍になり,MicrosoftがMSN Searchについて言及している数より30億以上多くなった。

 「包括性は,検索エンジンを評価する唯一の尺度というわけではないが,クエリーが少数の結果だけを返すようにするには非常に重要な因子だ。同じページのコピーを抽出するのではなく,より多くの情報を与える本当に多様な結果が得られる。あいまいな話題についても同じことが当てはまり,ある問題に関して適切で多様な情報をもっと見つけられる可能性が際立って高くなる」とGoogleのBill Coughran副社長は自社の優位性を語る。

(Paul Thurrott)


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