Microsoftは米国時間10月26日,カナダ・バンクーバで開催された米国計算機学会(ACM:Association for Computing Machinery)で,Visual Studio 2005に同こん予定のモデリング・ツールとその枠組みを発表した。ソフトウエア開発を効率化するためにMicrosoftが推進している,特定領域言語(domain-specific language)を使用したモデル駆動開発を具体化するものである。今週末からコミュニティ・テクノロジ・プレビュー版がWebサイトからダウンロードできるようになる予定だ。これまで開発コード名「Whitehorse」と呼ばれていたものである。

 サード・パーティは,今回発表された枠組みを利用して,特定業種に向けたデザイン・モデルを提供できる。例えばBorland Softwareは同日,Visual Studio 2005に同社の開発支援ツールTogetherを対応させると発表した。

(山口 哲弘=日経Windowsプロ

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