米Microsoftは10月21日,第1四半期(9月30日までの四半期)の業績を発表した。この中で91億9000ドル(年換算12%増)の売上高,29億ドル(11%増)の利益を稼いだと報告した。これは予想を覆す,2桁増の記録的な金額であったが,それにもかかわらず,同社は再び将来もその調子は続かないだろうと悲観的な予想を繰り返している。

 MicrosoftのCFOであるJohn Connors氏は,同社の事業部門はすべて順調だと語った。あなたは信じられるかどうか分からないが,Connors氏はXboxゲームの売り上げの「狂乱」を1つだけ取り出して触れた。同氏は,150万人が11月発売予定の待望の「Halo 2」Xbox版をもう予約し,Xboxは長期的には成長を早める支えになるだろうと述べた。

 これは失敗と見なされていた事業のドラマチックな転換だ。他にも,よくけなされていた事業部門が好調で,特にMSNは急に10%も伸び,さらにモバイルと組み込みデバイス関連の売り上げは30%も跳ね上がった。

(Paul Thurrott)


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