セキュリティフライデーは9月27日,ネットワークの盗聴を発見するソフトである「PromiScan Ver3.0J」と,同ソフトを集中管理する「PromiScan MC」からなるパッケージ・ソフト「PromiScan モニターパッケージ」を発売した。大規模ネットワークに対応したのが特徴。価格は80万円(1000ユーザー,20ネットワーク・セグメント)から。

 PromiScan Ver3.0Jは「プロミスキャス・モード」で動作しているコンピュータを調べることで,ネットワークを盗聴しているマシンを探し出すツール。調査対象は,同一サブネット(ネットワーク・セグメント)内にあるマシンだけである。ルーターで分割された別のサブネット上のマシンを調べるには,ノート・パソコンなどにPromiScanをインストールしておいて,サブネットごとに移動して調査する必要があった。

 今回発売したPromiScan MCは,あらかじめサブネットごとに配備したPromiScanを集中管理するソフトである。PromiScanをインストールした各マシンの情報が,PromiScan MCからまとめて閲覧可能になるため,社内のネットワークを複数のサブネットに分割している企業で,PromiScanがより使いやすくなる。なお,PromiScanの動作環境は,Windows 2000/XPである。

(中田 敦=日経Windowsプロ

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