マイクロソフトは9月8日,企業情報システムのセキュリティ対策を支援するためのポータル・サイト「セキュリティ・ガイダンス・センター」(該当サイト)を強化すると発表した。新規に(1)技術文書などコンテンツの充実,(2)ニュースレターの創刊,(3)オンライン・トレーニングの開始――など新規コンテンツを充実させていくという。いずれも無料。

 (1)のコンテンツの充実は,A4用紙で約1800ページに相当する大量の実践技術資料を提供し,さらに企業がセキュリティ・リスクを自己診断するツール「Microsoft セキュリティ リスク セルフアセスメント ツール」をオンラインで無償提供する。従業員1000人規模の中堅企業を想定したもの。

 (2)のニュースレターの創刊は,セキュリティ対策の最新情報,有識者の情報,コラムなどを毎月電子メールにより提供するもの。購読の申し込みはWebサイト上から申し込む。

 (3)のオンライン・トレーニングは,2004年3月から6月までに全国で行ったセキュリティに関するトレーニング(2万人超の技術者が受講)のコンテンツを,オンライン形式で提供するもの。

(木下 篤芳=日経Windowsプロ

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