IT関連の資産価値を監査・分析するカナダAssetMatrixによると,「Windows XP Service Pack 2(SP2)」にアップグレードされるパソコンの10%は,ほとんどささいなものだが,何らかの「問題」に遭遇するという(該当サイト)。この法人は,過去数週間に350社の4万4000台以上のパソコンにおいて,SP2を導入した結果を調査してこの結論に達した。

 「平均するとWindows XPベースのマシンの10.3%がSP2で,ある程度の問題にぶつかるだろう」とAssetMetrix専務であるSteve O'Halloran氏は語った。「一番よい場合でも,問題が起きる可能性は残る」という。それはつまり,通りを横断するときに車にぶつかる可能性がある,というようなものだろう。Windows Meよりはましだ。AssetMatrixは,10%よりももっと高い数字を予想していたといっている。

(Paul Thurrott)