米Microsoftは,8月26日,Visual C++ 2005の新しいベータ版「Visual C++ 2005 Tools Refresh」をWebサイトで公開した。新しいベータ版には,マネージ・クラス/インターフェースの定義やGenericsなど,ベータ1版には実装されていない新しい機能や,バグの修正が含まれる。コンパイラは英語版だが,日本語版のVisual Studio 2005ベータ1にもインストールできる。

 新しいベータ版のインストール方法は次の通りだ。
(1)Visual Studio 2005のVCのインストール・ディレクトリ「C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\bin」を「C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\bin.bak」などにリネームする。
(2)Visual C++ 2005 Tools Refreshをインストールする。その際,Visual Studio 2005のインストール・ディレクトリとして「C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8」を指定する。

(山口 哲弘=日経Windowsプロ