Windowsサーバーのシステム・リソース状況を遠隔監視するツール「GASAIRE」を販売する蒼天は8月31日,機能を限定した無償版「GASAIRE Lite」を提供すると発表した。監視対象を「CPU利用率」「CPU特権モード利用率」「CPUユーザー・モード利用率」に限定したもので,同時に監視できるサーバーの台数も1台に限られる。

 同社が販売するGASAIREは,WindowsサーバーのCPU利用率などのほか,空きメモリー容量,ディスク利用率,ネットワーク転送量を遠隔監視できるソフト。サーバーの稼働状況を監視して,サーバーに異常が起こっていないかどうか把握できるようになる。監視対象のサーバーにエージェント・ソフトをインストールする必要がないことも特徴である。

 製品版の価格は9万8000円だが,無償版の提供に合わせて,3カ月間の期間限定ライセンス(2万4000円)も用意した。無償版は蒼天のWebサイトからダウンロードできる。

(中田 敦=日経Windowsプロ