米Microsoftは8月18日(米国時間),Windows XP Home Edition英語版ユーザー向けにService Pack 2(SP2)の提供を開始した。「自動更新」機能を有効にしているユーザーが対象となる。XP Professionalのユーザーが自動更新機能を通してSP2を入手するには,25日水曜日を待たなければならない。

 Windows XP SP2は8月6日に完成して,先週から企業ユーザー向けのネットワーク・インストール・パッケージがダウンロード・センターで公開されている。関係者によると,箱に「Advanced Security Technologies(セキュリティ強化機能搭載)」と書かれ,SP2を適用したWindows XP ProfessionalとHome Editionのパッケージ版は,9月27日に出荷が開始される。

 米Microsoftによれば,夏の間に100万以上のユーザーがベータ版か製品出荷候補版(RC版)をインストールした。それらのユーザーに対しては,最初に正式版への更新を実施している。その後,同社は更新・配布対象を徐々に拡大している(関連記事)。同社によれば,現在約3億人がWindows XPを使用しているという。そして,9月末までに1億コピー以上のXP SP2を提供する予定という。

翻訳者注:本記事に記載しているスケジュールはすべて英語版のWindows XPに関するものです。日本語版Windows XPに関するスケジュールは現時点で未定です。

(Paul Thurrott)