米Microsoftは「Windows XP Service Pack 2(SP2)」をようやく完成させた。同時にWebサイトからダウンロードできるようになった。最終的なビルド番号は「2180」になった。

 同社は8月6日(現地時間),ベータ・テスターに「最終テストは終了した。米国太平洋標準時8月6日10時8分に,ビルド2180が正式な“Windows XP SP2”としてサインされ,製造工程に送られた。最終ビルドの英語版とドイツ語版は,ベータ版に関するWebサイトにまもなく公開される」と案内した。また,日本語版も今週早々にベータ版サイトに公開され,一般公開も今週Microsoftのダウンロード・センターで開始されるという。

 現在は,MSDNでもダウンロードできるようになっている。ユニバーサルまたはプロフェッショナルの会員ならば,ISO形式のファイルで475Mバイトをダウンロード可能だ(該当サイト)。

 もし,同サービス・パックのRC2や他のビルド番号を使っているなら,[自動更新]を有効にしておくことをお勧めする。8月10日に[自動更新]が働いて,自動的にWindows XP SP2に変わっているはずだ。典型的な個人ユーザーなら約75Mバイトであるが,RC2ユーザーなら30Mバイト以下で済むという。

(Paul Thurrott)

■Windows XP SP2の関連情報
◆Windows XP SP2日本語版のRC1画面ギャラリー
◆Windows XP Service Pack 2ベータ版プレビュー(パート1)
◆Windows XP Service Pack 2ベータ版プレビュー(パート2)
◆作り直されたWindows XP SP2ベータ
◆続・作り直されたWindows XP SP2ベータ
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