Webブラウザ・メーカーであるノルウェーのOpera Softwareは先週,Microsoftが同社に1275万ドルの借りがあることを明らかにした。MicrosoftがMSNを再設計した際に,MSNがOperaのソフト上では正しく表示されないようにしたという。

 このことで,訴訟を回避するため非公開の和解で,MicrosoftがOperaに対して1275万ドルの金を支払うことに同意したというのだ。しかし,Microsoftはその金を支払わなかった。多分同社は小切手を待っていたところだったのだ。Microsoftの手持ちのキャッシュが,最近どんなに減っているかがこれで分かった。

(Paul Thurrott)