Microsoftに対する米カリフォルニア州の独占禁止法違反訴訟の際に,11億ドルで和解した同州の弁護士たちが,その仕事の報酬として,Microsoftに1時間3000ドルもの支払いを要求している。同社は全くばかばかしい金額だといっている。

 1時間3000ドルで請求している弁護士は,ほぼ6200時間の作業分を請求している。この件で雇われたほかの34人の弁護士は,1時間2000ドルの料金で請求している。さらにこの弁護士たちは,Microsoftに対して間接的な作業についても,1時間1000ドルを支払うよう要求している。「すばらしい実績だから適切な代償は当然だ」と主任弁護士のEugene Crew氏は,自分の要求した報酬について語った。

 人々は訳あって弁護士を憎むが,時々その典型的なイメージは真実になる。こういう特殊な弁護士たちは全く困った人たちだ。

(Paul Thurrott)