日本IBMは4月21日,CPUにPentium 4やCeleronを搭載するエントリPCサーバー2モデルを発表した。中小規模ユーザーや部門サーバー用途に向くタワー型の「xSeries 206」は9万9540円(直販価格,以下同)から。出荷開始は4月21日。ラックマウント型の「同306」はWebサーバーなどのフロントエンドで使用することを想定しており,価格は14万8000円から。4月14日に出荷開始する。

 同時に,CPUを1~2個搭載する既存モデルの価格を値下げした。同社のPCサーバーとしては最廉価のxSeries 205は,5月21日までの期間限定で4万4100円となる。この価格には消費税・送料が含まれるため,4月21日時点でデルの最廉価機(4万5050円)よりも安い。

 このほか,(1)4/8/16CPUを搭載する中上位機のCPUに3.0G/2.2GHzのXeon MPを搭載するモデルを追加,(2)それぞれにWindows Server 2003, Enterprise Editionのバンドル・モデルを設定,(3)ブレード型サーバー「BladeCenter HS」シリーズのCPUを強化――なども併せて発表した。

(茂木 龍太=日経Windowsプロ)