米Microsoftは,同社が提供するセキュリティ診断ツールMBSA(Microsoft Baseline Security Analyzer)1.2用のサンプル・スクリプトをアップデートした。

 MBSAは単独でも利用できるが,ネットワーク環境で大量のマシンを診断するときには,スクリプトで連続的に処理を実行できる。具体的には,管理者が診断した結果を権限の低い一般ユーザーが確認できるようにするスクリプト,ホスト名やIPアドレスのリストをもとに診断を実行するスクリプト,XMLベースのレポートをMBSAチェックIDまたはセキュリティ情報の番号に基づいてまとめるスクリプト――のサンプルがある。

 より詳細な情報は,同社のTechNetのWebサイトを参照してほしい(該当サイト)。サンプル・スクリプトのダウンロードも同社のWebサイトから可能だ(該当サイト)。また,過去に同社がMBSAに関して行ったWeb放送の情報が,サポート技術情報で公開されている(該当サイト)。

(Mark Joseph Edwards)