マイクロソフトは3月3日,電子商取引向けサーバー・アプリケーションの新版「BizTalk Server 2004 日本語版」を発表した。同日よりボリューム・ライセンスによる販売を開始する。またBizTalk Server 2004 Enterprise EditionとWindows Server 2003, Enterprise Edition,Visual Studio .NET 2003,SQL Server 2000 Enterprise Edition,InfoPath 2003の各評価版をセットにした「エンタープライズインテグレーション評価キット」を提供する。同社のサイトから申し込む(該当サイト)。

 BizTalk ServerはBPM(Business Process Management)やEAI(Enterprise Application Integration),BtoB(企業間取引),インターネットEDI(Electronic Data Interchange)を実現するためのプラットフォームとなるソフト。新版のBizTalk Server 2004は,定義ツールがVisual Studio .NET 2003に統合されたり,Office Systemをユーザー・インターフェースとして使用できるようになっりした。プロセスの可視化と最適化に必要となるモデリングと実行,モニタリング,分析などの機能強化がはかられている。製品構成は「Enterprise Edition」「Standard Edition」「Partner Edition」「Developer Edition」の4つがあり,価格は現行製品と同じ。

(茂木 龍太=日経Windowsプロ)