公開Webサーバーの統計調査などを実施している英Netcraftは現地時間2月16日,Webサーバーの稼働サイト数において,Windows Server 2003がWindows NT 4.0を上回ったと発表した(該当サイト)。同社の調査によれば,Windows Server 2003上で稼働しているサイト数(ホストネーム・ベース)は125万件で,2003年8月に比べて283%増加しているという。

 Windows Server 2003のサイトの多くがWindows 2000からの移行で(53万4000件),Linuxからの移行が5万5000件,FreeBSDからの移行が5万6000件,Solarisからの移行が8000件だった。その他は新規サイトと見られる。

 今回,Windows Server 2003のサイト数がWindows NT 4.0のそれを上回ったが,Windows NT 4.0のサイト数自体は横ばいである。2004年末でサポートが切れるNT 4.0だが,まだまだ現役で稼働しているようだ。

(中田 敦=日経Windowsプロ)