米Microsoftが,Windows 2000 Serverの製品ライセンスの販売終了スケジュールを告知するWebサイトを公開した。一般ユーザー向けの販売は,2004年3月31日から段階的に終了していく。最終的には2006年4月1日に,完全にコードを入手できなくなる。

 まず2004年4月1日に,Windows 2000 Serverおよび同Advanced Serverの小売用パッケージ製品とMicrosoftが直販するボリューム・ライセンスの提供がなくなる。2004年11月にはDatacenter Serverまでを含めた全製品がOEMチャネルからも入手できなくなる。

 ライセンス販売が終了した,Windows 2000 ServerやWindows 2000 Advanced Serverが欲しいユーザーは,まずWindows Server 2003を購入し,そのライセンスのダウングレード権を行使することでWindows 2000 Serverの使用権を得られる。Windows 2000 Serverのインストールには,ディスク・キットを別途購入する必要がある。ただし,2006年4月1日にはディスク・キットも入手できなくなる。

 一方,同社が2002年10月に公表したWindows 2000 Serverのサポート・ライフサイクル(サービス・パックやセキュリティ・パッチなどの提供期限を示した計画)には変更がなかった。

(Paul Thurrott)