マイクロソフトは11月4日，企業内でインスタント・メッセージやビデオ会議などを行うリアルタイム・コミュニケーション製品「Office Live Communications Server 2003」日本語版のボリューム・ライセンスの受付を開始した（関連記事）。また，Exchange Serverのソフトウエア・アシュアランスを保有するユーザーにLive Communications Serverのライセンスを無償で提供するなどのキャンペーンを行う。
Live Communications Server 2003のライセンスは，導入するサーバー数に応じて必要な「サーバー・ライセンス」と接続するデバイスあるいはユーザーごとに必要な「クライアント・アクセス・ライセンス（CAL）」から構成される。今回のキャンペーンでは，2003年11月1日以降にCore CALのアップグレード保証ライセンスを購入したユーザーを対象に，Live Communications Server CALのライセンス/ソフトウエア・アシュアランス・パッケージを，ソフトウエア・アシュアランスのみの価格で提供する。また，11月1日時点で有効なExchange Serverのサーバー・ライセンスおよびCAL（Core CALを含む）のアップグレード保証を保有するユーザーには，Live Communications Server 2003のサーバー/クライアント・ライセンスが保有ライセンス数分，無償で提供される。
なお，パッケージ版は5CAL付きで2004年の1月下旬に発売される予定。
（新井 勝彦=日経Windowsプロ）
