インターネット・モニター会社の米Netcraftによると,Webサーバー市場でWindows Server 2003のシェアが7月から倍増し,Linuxのシェアの一部を奪ったという。Windows 2003のシェアは7月から109%の成長を示した。成長分のうち,半数程度はWindows 2000 Serverからの移行だが,少ないながら5%程度はLinuxからの移行だったという。

 Windows 2003の新しいユーザーにLinuxからの移行組が5%程度含まれるという結果は,同じ調査で半年ほど前からコンスタントに出続けている。当初はこの数字に疑義を唱えるアナリストもいたが,今となってはその主張も怪しくなってきた。WindowsはこのままLinuxのシェアを奪い続けていくのだろうか。

(Paul Thurrott)