Microsoftは,この6月30日でWindows NT Workstation 4.0に対する基本サポートを終了させる。これにより同製品の寿命がほとんど尽きるとともに,同製品を使い続けているユーザーにとっては苦しい期間が訪れる。

 6月30日を過ぎても,NT Workstation 4.0ユーザーはサポート技術情報などのWebを使ったセルフヘルプ・オンライン・サポートを利用できるほか,プレミア・サポートのように料金を払えば担当者による個別サポートを受けることが可能である。

 しかし,今回の基本サポートの終了によってバグやセキュリティ・ホールなどに対する修正プログラムの提供をほとんどのユーザーは受けられなくなる。かつては最新鋭のOSだった同製品もこれがとどめの一撃となるだろう。

(Paul Thurrott)