SQL Server 2000をService Pack 3(SP3)にアップグレードするとデータ変換サービス(DTS)デザイナなどが予期せず消失する問題に対して,マイクロソフトはこのほど修正プログラムの提供を開始した。原因は,処理不能のアクセス違反が発生すること。DTSデザイナと管理コンソールであるEnterprise Managerの両方がSP3へのアップグレード後に表示されなくなることがある。

 修正プログラムに関する詳細は,サポート技術情報「[FIX] SQL Server 2000 SP3のインストール後DTSデザイナによってアクセス違反が生成される」(該当サイト)で提供されている。この修正プログラムは問題の出ているマシンだけに適用する。マイクロソフトは,この修正プログラムが今後さらにテストを受ける場合があり,深刻な影響を受けていない場合は,SQL Server 2000の次のService Packを待つように推奨している。