ネットワールドは4月21日,仮想マシン・ソフトの新版「VMware Workstation 4」(開発は米VMware)を発売した。マイクロソフトの新サーバーOSであるWindows Server 2003を,ゲストOS(仮想マシン上で稼働させるOS)として利用できるようになったほか,パフォーマンスの向上などを図った。価格はオープンで,同社による直販価格は5万1000円。

 VMware Workstation 4で新規に利用可能になったゲストOSは,Windows Server 2003のほか,LinuxディストリビューションではRed Hat 8.0,Red Hat Advanced Server 2.1,SuSE 8.0/8.1,SuSE Enterprise Server 8,Mandrake 9.0がある。新機能としては,仮想マシンのディスク状態を保存し,いつでもその時点のデータに戻すことができる「スナップショット」機能や,ゲストOSとホストOS(VMwareを稼働させるOS)間でファイルのコピーをドラッグ&ドロップで実行できる機能などがある。

(中田 敦=日経Windowsプロ)