米Microsoftは,ビデオ・ゲームXboxの売り上げが最近急上昇しており,ライバル任天堂のゲーム・キューブより売れている可能性があると発表した。アナリストへのレターの中で同社は,11月のXboxの販売は46万8000台で前月のほぼ倍になったとしている。

 同社は,Xboxのソフトウエア・タイトルの売り上げが240万ドルに達し,上位5タイトルの売り上げが10万ユニットだったことも公表した。また,オンライン・ゲームを楽しむためのXbox Liveスタータキットは13万6000ユニット売れたという。

 それにもかかわらず,トップシェアのソニーが公表した数字は,案の定,Xboxと比較にならないものだった。同社によると100万台のプレイステーション2が「ホリデー・シーズン開始の2週間で売れた」という。また,オンライン・ゲーム用のネットワーク・アダプタの販売量は年末までに40万ユニットに達するとしている。ソニーによれば,米国のビデオ・ゲーム市場は,既に60億ドルを超えており,年末までに40億ドル増える見込み。

 Microsoftのもう1社のライバル任天堂は,ホリデー・シーズンの売り上げをまだ公表していない。アナリストは,同社の売り上げを,Microsoftと同じくらいか,それを上回ると予想している。