米Microsoftは米国時間12月2日，「Windows .NET Server 2003 Release Candidate 2（RC2）」向けの「カスタマー・プレビュー・プログラム（CPP）」への参加募集をWebサイト上で開始し，この中で同OSのRC2を「12月20日に公開する予定」と書いている（該当サイト）。RC2はプロダクト・アクティベーションにより10台までのマシンにインストールできる。また試用期間はインストールしてから360日間。

　CPPでRC2を入手するには，2つの方法がある。1つは，CD-ROMを含んだ「CPP RC2キット」を送付してもらう方法，もう1つはプログラムをダウンロードする方法だ。

　CPP RC2キットを送付してもらうには，Webページ上から住所，氏名，電子メール・アドレス，職種，実費決済用のクレジット・カードの情報などを登録する。CPP RC2キットには，（1）Windows .NET Server 2003, Enterprise EditionのRC2のCD-ROM，（2）Windows .NET Server 2003, Enterprise Edition for 64-bit Itanium-based SystemsのRC1のCD-ROM，（3）Windows .NET Server 2003のリソースCD，（4）インストール時に必要なプロダクト・キー，（5）追加情報のWebベース・ドキュメントへのリンク集，（6）Windows .NET Server 2003 newsgroupsへの参加証――などが含まれている。同Webサイトの案内には「12月20日に公開する予定」とあり，実物が届くには送付方法にもよるが3～7週間かかるという。

　ダウンロードで入手するには，Microsoft Passportの登録が必要で，住所，氏名，電子メール・アドレス，職種などを登録する（クレジット・カードの情報は不要）。ダウンロードできるのは，英語，ドイツ語，日本語，中国語の各国語版の（1）Windows .NET Server 2003, Standard Edition，（2）Windows .NET Server 2003, Enterprise Edition，（3）Windows .NET Server 2003, Enterprise Edition for 64-bit Itanium-based Systems，（4）Windows System Resource Manager（WSRM）英語版，（5）モニタリング・ツールInternet Information Services (IIS) 6.0 Monitor――など。登録をすると「3-4週間以内」に電子メールで連絡が来る仕組みである。