マイクロソフトは,オフィス・ソフト製品「Office 2000 日本語版」の3度目の修正モジュールである「Service Pack 3(以下,SP-3)」の提供を11月18日より同社のWebサイトで開始した。

 SP-3では,Excel,Word,Outlookなどの各種不具合を修正するほか,セキュリティ関連の修正モジュールが提供される。SP-3に含まれている最新のセキュリティ関連のモジュールとしては,マイクロソフトが2002年10月17日に提供したセキュリティ関連の修正モジュール「WordフィールドおよびExcelの外部データ更新の問題により情報が漏えいされる(Q330008)」などがある。

 SP-3には,マイクロソフトがService Release 1(SR-1)以降にリリースした各種不具合を修正するモジュールやセキュリティ関連の修正モジュールが含まれている。このため,SP3をインストールするには,事前にSR-1をインストールしている必要がある。ダウンロードのファイル・サイズは,約16Mバイト。

(小野 亮=日経Windowsプロ)