米Microsoftは11月1日,Windows XPにビデオ編集機能を与える新しい「Windows Movie Maker 2」を発表した。Windows XPに搭載されていた旧版のWindows Movie Makerは,単純で機能が足りないと多くの人から無茶苦茶に非難されてきた。しかし,ビデオ・キャプチャや単純な編集といった作業をする限りにおいて優れた製品だった。もし,Windows Movie Makerという言葉を聞いただけで嫌悪感を抱いていたとしても,Windows Movie Maker 2は大幅に改良されているのでお薦めだ。

 Windows Movie Maker 2は,他の似たような製品に比べて,驚くほど編集作業がパワフルで機能も豊富になっている。130種類以上のビデオ効果を付けられ,初心者でも簡単にタイトル入れや場面転換を編集することができる。いままでホーム・ビデオの編集は,Macintoshが利用されていたが,それも変わるかもしれない。AppleのiMovieに比べて機能面で優れているだけでなく,使いやすいからだ。Windows XPのユーザーだけの限定であるが,驚きを感じるだろう。