ほとんど知られていないが,先週,Windows XP Service Pack 1(SP1)が提供開始からわずか10日間ほどで100万ダウンロードを記録した。その理由は様々だが,他のサービス・パックと同様に退屈なXP SP1を“支持”するユーザーが広範囲にいるためであることは非常に興味深い。

 XP SP1をインストールしたユーザーの大半は,インストールの前後で全く変わりなくWindows XPを使えると話している。これが起こっていることの核心だろう。筆者もXP SP1を数週間使っているが,文字通り,レポートすることが何もない。こういう状況こそが良いニュースである。