間もなく公開されるWindows XPのService Pack 1(SP1)では,製品のライセンス管理が一段と厳しくなることが分かった。Microsoftでライセンス管理を担当しているAllen Nieman氏が明らかにしたもの。「きちんとライセンスを取得しているユーザーのみがWindows XPのSP1のメリットをフルに享受できるようにするのが狙い」という。

 具体的には,よく知られている不正ライセンスPCからのアップデートや,よく不正に使われるプロダクト・キーでのアクティベーションを無効にする。同時に,ハードウエアの構成を変更した場合に必要な再アクティベーションに3日間の猶予を設けるように変更する。これまでは,ハードウエアを変更するとすぐに再アクティベーションが必要だった。さらに,ボリューム・ライセンスのユーザーに対しては無人インストール時にプロダクト・キーを暗号化できるようにする。