まもなくベータ・テストに入るWindows XPのService Pack(SP) 1。米MicrosoftでWindows XPを担当するGreg Sullivanプロダクト・マネージャは,Service Pack 1の機能の詳細について口を開いた。

 Windows XPのSP1は,単なるバグの修正だけでなく,USB 2.0のサポート,リモコンを使ったテレビ感覚で操作できるようにするFreestyleや,無線LAN経由で遠隔ディスプレイを使えるようにするMira,タブレットPCを使う機能などが追加される予定である。

 新機能が搭載される一方で,Microsoftの反トラスト法訴訟の和解案に基づいた初めての変更が反映される製品になると示唆している。SP1では,Webブラウザなどで競合他社の製品のみを利用可能にできるほか,Internet Explorer,Windows Messengerなど,同社がWindows XPに組み込んだソフトについて,利用者やPCメーカーがそれを隠せるようになる可能性が高い。

 例えば,Internet Explorer,Windows Messenger,Windows Media Player,Outlook Expressなどのアイコンをデスクトップ上から消すことができるようになる。ただし,隠すことができるが完全に取り除くことはできない。