ネットジャパンはハードディスクの情報をイメージ・データとしてバックアップするソフトの最新版「Drive Image 2002日本語版」を発表した。バックアップ時にディスクのパーティションも作成可能にするなど,ユーザーの使い勝手を改善している。

 Drive Imageはハードディスクの情報をイメージ・データとして保存・復元するソフト。通常のコピーよりも高速にハードディスク全体をまとめて保存できるため,手軽なバックアップ・ソフトとして使われている。

 今回の新版では,イメージ・データを保存する領域が足りない場合でも,必要な新規パーティションを同時に作成しながら書き込めるようになった。これにより,パーティション管理ユーティリティを別途利用する必要がなくなる。さらに,ネットワーク経由でのバックアップも可能にすると同時に,Windows本体が入っているパーティション以外の場合は,WindowsのGUI画面でバックアップしたり,USBやIEEE1394で接続したCD-Rにバックアップできるようにするなど,気軽に使えるようにした。

 Drive Image 2002日本語版は6月14日に発売する。価格は1万5800円。4月27日以降にDrive Image 5.0を購入したユーザーは無償でアップグレードできる。

(根本 浩之=日経Windowsプロ)