ライトウェルは,PC資産管理ソフトの新版「LAM-ENV Ver4.0」を5月から出荷すると発表した。社内にあるパソコンの台数や機種の確認,ソフトウエアのライセンス管理といったインベントリ情報の収集ができる。ウイルス対策ソフトのパターン・ファイルの更新状況やService Packなどの修正モジュールの適用状況などのチェックにも使える。

 旧バージョンでは,クライアントPCから収集したインベントリ情報をNotesのデータベースで管理していたが,新版ではマイクロソフトのデータベース・ソフトのAccessでも管理できるようになった。Accessのレポート機能を利用することで,資産台帳などの印刷が簡単にできるようになる。

 また,インベントリ情報はXML形式でサーバーに送信している。そのため,将来的には,XML形式のデータを扱えるOracleなどの汎用的なデータベース・ソフトにも対応する計画がある。

 価格は,クライアント数が30~499の場合,1クライアント当たり3950円,年間保守料金が同1060円になる。対応OSはWindows NT/2000 Server。

伊藤 康生=日経Windowsプロ