NECは4月9日,Intelの次期64ビットCPU(IA-64)「McKinley」(開発コード)を32個搭載したPCサーバーを開発し,Windows .NET Serverベータ版とhp-ux 11i,64bit版Linuxの3OSを稼働させたと発表した。同社は年内と見込まれるMcKinleyの正式発表にあわせて,製品化を進めているという。

 コンパックコンピュータも同様の32CPU搭載機を,同じタイミングで発表すると予定だと,2月に公表している(既報)。現在,32個のCPUを搭載するPCサーバーは,32ビットのXeonを搭載する日本ユニシスの「ES7000」だけである。同社はWindows .NET Server登場後,第1世代のItanium(開発コードMerced)を搭載した製品を予定しており,試作機を2001年11月に公開している(既報)。

(茂木 龍太=日経Windowsプロ)