Washington Times紙の報道によれば,Washington州Seattleにある米Microsoftの本拠地「キャンパス」がテロリズムの標的になっているという。記事はWashington Times紙が先週末に掲載した,米国情報機関のレポート。al Qaeda(アル・カイーダ)が将来実行に移す可能性のある攻撃計画の中に含まれているという。計画はMicrosoftのキャンパスに加えて,Boeing本社や米海軍の潜水艦基地,Seattleのシンボル的建築物であるSpace Needleなど,Seattle一帯にわたることが予想されるとしている。

Microsoftのキャンパスには50棟近いビルが散在し,530万平方フィート(約49万平米)のオフィス・スペースを擁する。キャンパスのあるRedmondの労働者人口のうち,半数に当たる5万人がMicrosoftの従業員である。Washington Times紙はSeattle一帯に対してどのような攻撃があり得るか触れていないが,ある取材先によれば経済的なダメージを意図したものであることは明らかだという。