マイクロソフトは1月25日,「Office XP」のサービス・パック「Office XP Service Pack 1」の提供を開始した(該当サイト)。セキュリティ・パッチを含め,これまでOffice XP向けに提供されている修正プログラムをすべて含む。Office XPの各エディションのほか,Office XPに含まれる個別アプリケーションの単体パッケージも対象になる。

 更新プログラムは通常のエンドユーザー版のほか,ネットワーク・インストール環境向けと開発者向けエディション「Office XP Developer」向けが用意されている。いずれもWebサイトから無償でダウンロードできる。CD-ROMを実費(1050円)で送付するサービスやパソコン雑誌への付録CD-ROM経由での提供も予定している。旧版のOffice 2000やOffice 97では,製品パッケージ自体を更新済みの「サービス・リリース」に切り替えたが,今回はサービス・パック単体のみを提供する。

(斉藤 国博=日経Windowsプロ)