NetIQ日本法人は,同社のシステム統合管理ソフト「NetIQ AppManager Suite」について日本ユニシスと販売契約を結んだと1月23日に発表した。NetIQは同社のWindows 2000移行ツールについて同様な契約を日本ユニシスと交わしている。NetIQが管理ソフトと移行ツールの両方で販売契約を結ぶ会社は大塚商会に次いで2社目という。

 NetIQと日本ユニシスは,2001年4月にNetIQのWindows 2000移行ツール「ドメイン・マイグレーション・アドミニストレータ(Domain Migration Administrator)」について販売契約を結んでいる。今回AppManagerに関しても販売契約を締結することで一段と販売力を強化できる。

 日本ユニシス側は,8~32プロセッサ搭載のPCサーバーES7000で指向する大規模ミッション・クリティカルおよびネット・ビジネス分野のシステム統合管理ソリューションとしてAppManagerを販売するという。また今後,NetIQと日本ユニシスの両社は定期的な情報交換,共同マーケティング活動などを行うとしている。

(干場 一彦=日経Windowsプロ)