アスキーは12月12日,業務と直接関係のないWebサイトへのアクセスを禁止するコンテンツ・フィルタリング・ソフト「SuperScout Web Filter VS 日本語版」(SuperScout)を発表した。2002年1月31日に出荷開始する。開発元は英SurfControl。バージョンは2.0だが,国内で販売するのは初めて。

 SuperScoutは,登録したURLのリストなどに基づいて,ユーザーのWebページの閲覧を規制する。これにより,企業は業務と無関係なサイトへのアクセスを抑止できるようになる。リストに登録されているURLの数は,260万に上る。アダルトや暴力,差別といった教育機関向けのカテゴリに加え,スポーツ情報や株取引,転職情報,旅行など40のカテゴリから構成されている。

 SuperScoutはフィルタリング専用のサーバーとして設置できるだけでなく,プロキシ・サーバーやキャッシュ・サーバーとして利用することも可能。稼働プラットフォームは,Windows NT/2000。価格は35万円(50ユーザー)から。

(小野 亮=日経Windowsプロ)