米Citrix Systemsと米Compaq Computerは米国時間の11月15日,CompaqのPCサーバー「ProLiant」上でCitrix MetaFrame XP Feature Release 1(以下,MetaFrame XP FR1)の高負荷テストを実施した結果,「10万ユーザーを超える同時接続処理が可能であることを実証した」と発表した。

 今回実施したベンチマーク・テストは,Windows 2000を搭載したProLiant DL360サーバー上で,MetaFrame XP FR1を1週間にわたり稼働させるというもの。100ユーザーのセッションを処理するProLiantサーバーを1000台以上組み合わせたサーバー群において,10万ユーザーの同時接続処理が可能であること実証した。

 さらに,5000人のユーザーがMetaFrame上でMicrosoft OfficeアプリケーションおよびInternet Explorerを200万回を以上繰り返し接続したところ,接続がとぎれることなく持続できたという。

 国内で11月19日に発表したMetaFrame XP FR1は,大規模システムへの導入/拡販を視野に入れ開発された製品で,拡張性を重視している。今回の評価結果はそれを裏付けるものとなりそうだ。

(菅井 光浩=日経Windowsプロ)