日本ヒューレット・パッカード（日本HP，本社：東京都杉並区）は，同社のネットワーク管理ツール「hp OpenView network node manager」の新版6.2を2001年7月1日に出荷開始する。

　新版は，シスコシステムズ（本社：東京都千代田区）のネットワーク機器が利用する管理プロトコルCDP（Cisco Discovery Protocol）に対応し，シスコ製品より詳細な管理情報が扱えるようになった。

　対応OSはWindows NT4.0/2000とhp-ux 11以降，Solaris 2.6以降。価格はUNIX版が118万8000円（250管理ノード），Windows版が94万8000円（同）。

　hp OpenView network node managerは，ネットワーク機器の構成やトラフィック状況をWebブラウザから視覚的に表示し，管理できるツール。新版では，CDPを利用し，シスコ製ルーターやブリッジなどで構成する仮想LANのMIB（Management Information Base）情報が取得できるようになった。

（武部 健一=ニュース編集部）